- 2016年3月26日
- By aishin@admin
- In 基板, 設計, 電子回路
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基板の設計は電子設計CADで行われます。
回路図を設計する為の回路設計CADと回路図から基板のアートワーク設計をする為の
基板設計CADがありますが、今回は基板設計CADのお話です。
基板設計CADといえば昔から有名なのは図研のCRシリーズや横河電機の
CADVANCEあたりでしょうか。
以前は数十万円かけて購入するのが当たり前でしたが、
最近はフリーの基板設計CADが色々出ているようです。
相信で利用する事はありませんが、KicadやDesignSparkなどの名前を良く耳にします。
以前はガーバーデータは出せてもメタルマスクデータや座標データが出せない事があり、
こちらのチェックが甘いと実装工程の直前で発覚して青くなる事がありましたが
最近はかなり改善されているようです。
(本当に出せなかったのか、お客様が出力方法をご存じなかったのかを確かめる術はないのですが)
上記のデータは板そのものを製作する際は不要なのですが、マウンタを使って
機械実装する際に必要なものです。
その為、試作で板を作って半田ごてで実装する分には問題は無く、
お客様もデータが不足している事に気付きにくいのです。
それではデータがない時どうするか。
次回に続きます。