- 2015年11月6日
- By aishin@admin
- In 電子回路
- 4413
メタルマスクとは、表面実装部品を実装する時に使用する治具の一種です。
基板に半田を塗布する為に使用します。
メタル、と言われるように金属製が一般的ですが、近年ではそれ以外の素材の
ものもあるようです。
50cm角程度の薄い板で、基板のパッドの位置に穴が開いており、
基板とメタルマスクを重ねてクリーム状の半田を塗布します。
メタルマスクを外すと、パッドの位置にだけ半田が載っています。
メタルマスクの開口部は必ずしもパッドと全く同じサイズとは
限りません。
製作時に開口部を少しずつ大きくしたり小さくしたりして
半田量を調節する事があります。
半田が少なければ実装不良になりますし、逆に多ければショートに繋がります。
経験上、最適な半田量になるように都度作業者が判断します。
メタルマスクの品質は実装品質を大きく左右すると考えている為、
相信ではメタルマスクの支給は受け入れておりません。
安定した品質を維持する為に、ご理解を頂いております。