- 2016年4月12日
- By aishin@admin
- In 電子回路
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先月で、東日本大震災から丸5年が経過しました。
私はちょうどお茶当番の準備をしている所でしたが、大きな揺れに驚き、
慌てて机の下に飛び込んだ背後で、用意していたカップがカウンターから落ちて割れたのを
覚えています。
幸い設備の損傷は軽微で、従業員からも怪我人は出ませんでしたが、
その後の計画停電は、電気が無ければ設備が動かず、業務が進まない製造工場としては
影響が大きく、この先どうなってしまうのかわからない不安の中で日々の仕事を進めていました。
現在はすっかり通常営業となりましたが、次にこのような事が起こった時どうするか、
どうすれば被害を最小限に抑える事が出来るのか、個人も企業も考える大きなきっかけに
なったと思います。
相信では現在、全ての従業員が参加する形でBCP(事業継続計画)活動を進めています。
これは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、
事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、
平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
復旧を早める事はお客様への影響を最小限に抑える事につながります。
活動の中で見えてくる新たな問題点や考えるべき課題を一つ一つクリアしながら
準備を整えて、来るべき時に備えております。
活動の内容についてはホームページでも公開しています。
宜しければご覧下さい。