- 2016年4月8日
- By aishin@admin
- In 設計, 電子回路
- 3573
まずは光らせる事について
光らせ方にもいろいろありますが、大きく分けて「スタティック点灯」「ダイナミック点灯」でしょう
スタティックの方は一定電流を流すということ。ダイナミックの方は周期的に瞬間光らせる。(ある意味点滅している)
ダイナミックの応用例は、7セグメントLED、マトリックスLED、LED表示板など、調光可能なLED照明もそのタイプが多いのだと思います。
とりあえず、簡単なスタティック点灯について
希望の明るさの問題。
1)人と人との間で明るさを合意する
開発の際に、まず一発で明るさが合意できることはない。
明るさを数値で表すことはできるが、レンズの照射角が違ったりすると見え具合が変わってしまったり
目的の数値にするための電流値はグラフからの読取りとなっていて、どんぴしゃの抵抗値を得ずらい。
そもそも、他人の思う明るさをサンプルなしで知ることは難しい。
・・・そう、調整可能なサンプルで光らせてみて調整してもらわないと素早い合意は得られない。
2)同じシリーズのLEDでも色が違うとTYP値での明るさが違う
多くの場合、色違いでLEDを並べて使う。
そんなとき、同じシリーズのLEDで揃えたいと考えがちだが、そのメリットは、形状が同じこと、部品調査検討の手間が省けることくらい
TYP値で光らせると色によって明るさの違いがでる。(同じシリーズといえど)
そのような場合、最適と思える明るさを1色決めて(一番暗いものになろう)、他のLEDの明るさを調整することになる。
メーカーのシリーズで色違いでもTYP値で同じ明るさで揃えるように作ってくれないだろうか?
結局、初めの時点で調整可能な複数色サンプルを光らせて決めるしかないのか。
というわけで、今回はこれにて御開き。
※内容の真偽については保証いたしかねますので、ご自分でお調べください。